2.家づくりにかかるお金
家づくりには、さまざまなお金が必要です。
建築費以外にも、土地や諸経費など
多くのお金がかかります。
建築費だけで資金計画をしてしまうと
資金ショートしてしまう恐れがあります。
賢い資金計画を立てるために
家づくりにかかるお金を
しっかり把握していきましょう!

土地を購入してから家を建てる場合
当然、土地代がかかります。
その際に…
● 印紙代
● 仲介手数料
● 所有権移転登記費用
● 地目変更登記
● 固定資産税
がかかります。
次に、
付帯工事費用(ふたいこうじひよう)として…
● 仮説トイレ・水道・電気
● 外部給排水工事実施設計料
● 確認申請費用
● 公的機関検査費用
● 瑕疵担保保証料(かしたんぽほしょうりょう)
がかかります。
また、オプション工事として
● 地盤調査比
● エアコン工事
そして、必要に応じて
● 解体費
● 杭工事
● 本管引き込み工事
がかかります。
そして、税金や登記に関する費用として…
● 契約書印紙税
● 表示登記費用
● 保存登記費用
● 滅失登記費用
● 抵当権設定登記費用
がかかります。
最後に、借入諸費用として、
● 融資手数料
● 印紙税
● 保証料
● 火災保険料
● 団体信用生命保険料
がかかります。
そのほか、
● 引っ越し費用
● 家電製品や家具の購入
など、別途費用がかかります。

住宅ローンの融資金額と
自己資金の合計額が、
これらの諸費用の総額より
多くなければ、
賢い資金計画は成り立ちません。

資金計画で失敗しないためには
次のように考えます
① 自己資金を把握する
② 住宅ローンの借入可能額を知る
③ 自己資金と住宅ローンの総額から諸経費を引く
④ 希望する住宅の建築費を把握する
⑤ ③から建築費を引く
⑥ 余った金額で購入可能な土地を探す
参考例:

※あくまで参考例です。お客様によっては、順番が前後する場合があります。
建て替えの場合は
土地にかかわる資金は
必要ありません。
その代わり、仮住まいの費用が
必要になります。

結 論
家づくりには、建築費用以外にかかる費用が数多くあります。
どれくらいかかるのか事前に把握しておくことが重要です。